母の日

joei2016-05-13

「母の日」って、5月8日だったんだなぁ
13日とばっかり思ってたぁ
こりゃ顰蹙もんでっせ
しかし、今年はあんまテレビでも取り上げなかったんじゃないかぁ
おれ気づかなかったよぉ
そんだけ 鈍感ってことかぁ

おふくろんとこ行かなかったわぁ
今週の日曜日にでも行かなきゃねぇ

特養に入所して はや3年 元気に暮らさせていただいてます
職員さんが みな親切で穏やかに見守ってくださっています
ありがたいことです

私も 入るんなら この特養がいいかなぁって
思うこともあります

昨日、研修先で ある施設から来た研修生は
「わたし、60歳になったら もういつ死んでもいいわぁ」
と、ぬかし腐る
「ほんじゃぁ、今年60歳になる おれはどうするんじゃ」
「わたし、むかしから 60歳まで生きれたらいいと思っていたの」
と、こきゃがる
おれも若いころはそう思った
特に、10代のころ 永ちゃんにあこがれてたころ
ジェームスディーンも赤城敬一郎もマークボランも
最近では、尾崎豊も もっと最近では マイケルジャクソンも 先日はプリンスまでが
「ジェームスボンドは、髪の毛が剥げるまでも 長生きなんて 様にはならねぇぜ♬♪」
てな感じだった

しかし、実際 60歳になると いやいやまだこれからよ。もうちょっとっというよりまだ当分は生きていたいと思うようになった

「施設で入所されてる利用者様が 経管栄養で 生きている(いわゆる延命)ことについても誰もが、「そんなになってまで、生きたくはない!」と言い切る

しかし、ふと思った 10代20代のころの思い
そして、今60歳になる時の変化
80歳になって、呑み込みがうまくできなくって、経管栄養を 提案されたとき
おれ、断るのかなぁってね・・・
そんでその時、言葉がうまく言えなくって「あぁうぅ*@&%・・・」なんてねぇ
横で子供が「うちの父は、元気なころ自分で口から食えなくなったらなんの楽しみもないから、延命はやめてほしいと言ってました」なんてねぇ
おれが、『違うんだ今じゃ、経管だろいうと何だろうと、生きていられりゃ 生きたいよ。そりゃ食べることは最高の楽しみだが、この年になったら、食も細くいなってきて、毎日 若い人の話し声や笑い声だったり、たまに職員同志が、われわれの扱いについて 熱く語り合ったりしてるのを聞くのも楽しいもんなんだよ。ずーっと寝たきりでも、毎日 寝てるときは夢んなかで 若いころのように自由に動けるし、若し看護師や介護士が体拭いてくれるのも けっこう楽しみなんでね・・・』

そう言ってるのに「あぁうぅ*@&%・・・おれは・・・」と言葉にならない
「あぁいいのよ お父さん、ちゃんと延命は断りましたから・・・」
『違うんだ〜〜〜』 おれが、話が通じなくて 涙を流す
すると「お父さん泣いて喜んでる」
えっえ〜

なんてことに なりませんかぁ
将来 老後のことには 慎重に答えなければなりません
今んとこ、「経管NO」ではありません まぁ認知症になってからの経管はNOですが・・・